トラックの荷役作業で大活躍「パワーゲート」の種類と後付け費用

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トラックの荷役作業で大活躍「パワーゲート」の種類と後付け費用

パワーゲート 大型トラックからウイング車、軽トラックなど幅広いトラックの荷台後部に採用され、大量の荷物の積み降ろしや重量物の上げ下ろしをサポートしてくれる「パワーゲート」は、重労働を伴うトラックの荷役作業では大活躍の存在です。

現在の運搬用トラックにはパワーゲートを備えているものが多く普及していますが、パワーゲートの種類にはどのようなものがあるのでしょうか?また、パワーゲートを備えていないトラックにパワーゲートを後付けするにはどれくらいの費用が必要となるのでしょうか? そこで今回は、パワーゲートの概要と「種類と特徴」「メリット」「後付け費用」についてまとめてみました。

パワーゲートの概要と種類・特徴とは

「パワーゲートとは」

パワーゲートとは、荷役省力化装置の一つで、荷台後部にエレベーターのような昇降機を装備することで荷役作業の労働力を省く役割を果たしています。 パワーゲートの動力には「電動モーター」「油圧」「チェーン」「真空」「ワイヤー」などでゲートを昇降させますが、現在では「電動モーター」または「油圧」が主流です。また、通常コントロールボックスやコードリモコンを用いてゲートの操作を行いますが、最近では、ワイヤレスリモコンを用いて無線で昇降操作が可能なものや、ゲートを広げたり折り畳んだりを全てリモコン操作で行うことが可能なものまであります。

この「パワーゲート」という名称は「極東開発工業株式会社」が1964年に商品化したもので、新明和工業では「すいちょくゲート」日本フルハーフでは「フルゲートリフタ」と呼ばれており、現在では極東開発工業と新明和工業の2社がパワーゲート日本国内シェアのほとんどを占めています。また、一般的にはテールリフト昇降装置、テールゲートリフターとも呼ばれていますが、業界内でテールリフトを装備したトラックは「テールリフト車」「ゲート車」「リフト車」と呼ばれることが多いです。

「パワーゲートの種類と特徴」

パワーゲートは大きく分けて3種類の方式があります。

「アーム式」

アーム式 アーム式は好みの角度に調整することが可能で、スロープを付けたり車体とフラットな状態にすることができます。主に、トラックの荷台後部のリヤドアの代わりにパワーゲートを架装したタイプや、アルミウイングなどの両開きのリヤドアに覆いかぶさるように格納する後部格納式があり、ゲートがスイングする最もポピュラーな種類です。

「垂直式」

アーム式垂直式は、車体に対してゲートが垂直に動作する構造で、垂直式の中には荷台より上までゲートを上げることが可能なタイプもあります。また、垂直式もアーム式同様の収納タイプがあります。

「床下格納式」

床下格納式は、荷台下部にゲートを水平に格納することができますので、リヤドアをいつでも開閉することができ、貨物駅や集荷場などの専用プラットホームに隙間なく車着することが可能です。

「パワーゲート」装備トラックのメリットと得意とする作業

「パワーゲートのメリット」

  • 荷物の積み降ろしが楽になり作業員の負担を軽減
  • 今まで複数人で行っていた作業が1で行えるので人員削減につながる
  • 重量物や危険物の積み降ろしを安全に行える
  • 荷物の積み降ろしに必要となる時間を大幅カットできる

「パワーゲート装備トラックが得意とする作業」

・危険物の積み降ろし
慎重な取り扱いを要求されるガスボンベなどの危険物の積み降ろしを行う作業を安全に行うことができます。
・荷崩れが予想される荷物
スーパーなどに配送する荷崩れが予想される荷物をカゴ台車にまとめ、カゴ台車ごとパワーゲートで積み降ろしすることで、荷崩れの防止や配送作業の効率化を図ることができます。
・一般家電製品の運搬
一般家庭用の冷蔵庫や大型テレビ、タンス、など1人での積み降ろし作業が困難な家電量販店への配送や、ちょっとした引っ越し業程度なら1人で行うことが可能です。
・バイクや自転車の運搬
バイクや原動機付自転車は一人で持ち上げることはほぼ不可能ですが、パワーゲートを装備していれば1人での作業が可能となります。また、大量の自転車を1台ずつ積み降ろしするのは大変ですが、複数の自転車をゲートに乗せて一気に積み降ろしが可能になります。

パワーゲートの後付け費用

パワーゲートを後付けするには、パワーゲートの購入費用と取り付け工事費が必要となり、購入価格、取り付け工事費は、パワーゲートの種類やメーカー、サイズ、新品のものを付けるのか中古のものを付けるのか、どの車種に取り付けるのか、によって大きく違いますが、下記が最低ラインの価格となります。

  • ・アーム式 1,000,000円〜
  • ・垂直式   500,000円〜

なお、パワーゲートの生みの親である極東開発工業の最新のパワーゲートは取り付け工事費、消費税込みで下記のような高額な価格となります。

  • ・アーム式  670万円〜 (最大荷重1,000kg)
  • ・垂直式    567万円〜 (最大荷重600kg) 730万円〜(最大荷重800kg)
  • ・床下格納式 1200万円〜 (最大荷重1,000kg)
「まとめ」

パワーゲートは荷役作業の効率化を図るには重要な役割を果たしており、集荷場などの専用プラットホームが備えてある場所ではなくてはならない存在となっています。また、これからパワーゲートを後付けする方は、取り付ける車種やパワーゲートの種類によって費用が大きく変わってきますので、まずは各業者に相談することをお勧めします。

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